買取/書籍 さていくら -2
故内藤陳さん宅の膨大な本の処分で、内容を知っている本の取捨は逡巡するということを学んだ。「残った家族は価値わからないんだから一括処分でいいじゃない」と言われると、さらに「それでは本が可哀そうだ」なんて思ってしまう。こういう場合はやはり自分で引導を渡すしかないと考えた。しかしブック〇〇では黄ばんだ本など買ってはくれない。でも自分ではそこそこ価値があると思っている。植草甚一/通称J・J氏はミステリー、映画、ポップカルチャー、ジャズなど多岐にわたり、高校から大学、社会人になってからも今の道楽に繋がる、さまざまな影響を与えてくれた憧れのひとだった。合わせて関連のある雑誌や当時観に行った美術展のカタログなど。今でも興味を持つ人がいるに違いない。誰かに引き継がれるならと調べて見つけた世田谷のこだわりありそな古本屋に、車で持ち込んで買い取ってもらう。〆て4,300円は想定まあまあ。「植草さんはもちろん、この頃のアート雑誌を買われる学生さん多いんですよ」と店主さん。
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