GoTo狂騒曲 いったん停止
まさか全面停止はないだろうと思っていた。揺り戻しがものすごく大きいから。TVでコメンテーターが「旅行会社には気の毒だけど」と言ってるのを聞くたびに、そこじゃないよとも思っていた。例えるなら富士山のてっぺんで、50,000円の旅行費を撒いたとすると、5,000円ほどを旅行会社が貰い、宿泊分20,000円はその宿の従業員給与になり、食材や備品の納品業者に支払われ、またその会社の給与になる。同様にJRや航空や、タクシーなどに20,000円。現地の土産物店、コンビニ、食事処などに5,000円と、少しずつ広く裾野に分配されていく。その意味でGoToはなかなか筋の良い方式だと思う。しかしその失敗の始まりが、7月22日の勇み足急発進だった。みんなうわっ!と、のけぞったままスタート。レールがちゃんとできてないから、右に左に急カーブを繰り返して二転三転、四転五転。乗っているワタシらも七転八倒。たった3ヶ月ちょっとで7回仕様変更の挙句、ここへ来てまさかの急ブレーキ。今度はみんな前に倒れ込んじゃった。観光関連業の救済とは、艱難辛苦を与えることと知る。(観光庁、GoTo事務局皆さんの尽力には感謝してますよ)
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♪よしだまさしさま
もう、おっしゃるとーり、でございます。全面停止による、取消対応の説明メールが届いたのは12/15の4:30ですよ。観光庁職員、GoTo事務局の皆さんは徹夜突貫だったのでしょう。ほんの一部のトップの身勝手な思惑と落としどころで、強硬実施せざるを得なくて、結果やっぱりこうなったという印象です。
10月の立替金、GoToは入りましたが、県民割はまだ。11月分はどっちもまだ。大晦日に掛け取りに行くぞ~って、まるで落語だね。
投稿: いいだこ | 2020年12月17日 (木) 14時04分
やはり、基本のシステムをしっかり決めないまま、思いつきのレベルで始めたのが混乱のもとでしょうし、トップになんの信念もないということがさらに混乱を大きくしているんでしょうね。前日まで「中止はない」と断言しておきながら、支持率が下がると唐突に全面停止を言い出したりして。現場の人間はさぞかし大変でしょうね。
で、旅行会社が立て替えている分の支払いってあったのでしょうか? 体力のない旅行会社にとっては、かなりの負担であるように思われますが。
もちろん、私が出した申請に対する振込なども、まったくないままですが。
投稿: よしだ まさし | 2020年12月17日 (木) 12時28分