本/本能寺の変 431年目の…
コロナの自粛生活でNHK大河「麒麟がくる」を観る余裕ができた。昨年、信長の安土城跡に行ったこともあり、毎回楽しみにしている。合わせていつ初読か忘れたけど、奥付2014年とある「本能寺の変 431年目の真実」を読み直した。著者は"明智憲三郎"、光秀の子・於寉丸(おづるまる)の子孫とのこと。もちろん明智の子孫とはいえ、新たに光秀の遺言文書や、肉声録音が発見されたなどということではなく、信長の側近が書いた「信長公記」や、秀吉が書かせた「惟任(光秀のこと)退治記」などを詳細に読み込み、著者の推測と突合せて構築した、歴史推理小説のようなものだ。が、だからこそ面白い。一般的には信長のイジメにぶち切れた光秀が、「信長め!倍返しだ」というストーリーで知られているけど、子孫としては「そんな恩知らずではない」と、そうなった理由をわかりやすく述べている。ワタクシも逆恨みで謀反はちょっととは思うが…結局、真実は謎のまま。ところでコロナの影響で、現在「麒麟がくる」は撮影がストップしているらしい、何ならも一回アタマから放映してくれても良いけど。
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