本/三体-その1
とりまく状況に好転の兆しはなく、労働時間がだぶつくようになってきた。いずれ世の中がまわり出した時のために、やっておきたいことはたくさんあるのだけど、さっぱり気持ちが前向きにならずカラダも動かない。かと言って平日に店を開けないで映画に行くわけにもいかず、なんだかなあの日々を送っているのだけど、おかげで積ん読本崩しがさくさく進んでいる。前評判の高かった中国SF小説「三体」は、昨年7月発売後にすぐ読んで、とても面白かったのだけどワタクシの読解力が足りず、内容が今ひとつ?だったのでこのたび再読。宇宙の彼方にある不安定な3つの太陽(ニュートン力学だそうだ)が回る惑星の三体文明と、地球の住環境に絶望してこの三体世界に救済を求めようとする謎の団体。これに復活と滅亡を繰り返す古代中国のVRゲームも登場、さらにかつての文化大革命などなど、中国四千年と宇宙を舞台にした壮大なスケールで、二度読みでもやっぱりの超面白小説だった。初読ざっくり読みだと???が多くてたびたび脱水すると思うけど、(←小説に出てくる用語で気に入っている)めげずにとにかく読了。
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