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2019年5月25日 (土)

映画「帝銀事件 死刑囚」

19_4 戦後70年の節目に、横浜・川崎の戦争遺跡をテーマにしたバスツアーを実施したことがあって、そのうちの「登戸研究所」(かつての第九陸軍技術研究所)から、当時の建物がそのまま撮影に使われた映画、「帝銀事件 死刑囚」の上映会のお誘いが来たので出向く。戦争中はここで「風船爆弾」「偽札」「怪力殺人光線」といった、SF漫画のような実験・研究が本当に運用もされ、その中に「毒薬」もあった。これは1964年に熊井啓監督デビュー作となった、そういう当時の推測が織り込まれた映画であるのだけど、戦後のこの端境期には柴田哲孝サン著「下山事件」など、同じ臭いを感じさせる迷宮入り事件が多い。この事件では新聞記者と被害者のラブロマンスも生まれているけど、これも事件の一部なのかと疑ってしまう、そんなもやもや感が残る奇妙で重い映画だ。さて、熊井啓監督については思い出があって、その昔、ゴールデン街の深夜+1で呑んで、さて帰ろうとするとドアが開かない。隙間から覗くと誰かが寄り掛かって寝ている。みんなで足で押し出そうということになり、「うりゃー」と足ヂカラでドアを開けると熊井監督だった。酒癖があまりよろしくないのを知っているみんなが、蜘蛛の子を散らすように逃げたのは言うまでもない。

 

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