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2018年3月 5日 (月)

カンボ-1/サンボ-・プレイ・クック

18cmb1

種子島に「てっぱう」が伝来した1540年頃に、カンボジアから日本に持ち込まれた、故郷の呼称そのまんまのかぼちゃ」。今さらながらその空耳由来名に笑ってしまう。すっかり有名になった世界遺産「アンコール・ワット」は、西暦で890年頃の造営だけど、昨年7月にカンボジア3つ目の世界遺産となった、この「サンボー・プレイ・クック」はさらに古く、日本の法隆寺と同時代の620年頃造営と考えられている。ざっと1400年前の遺跡だ。崩壊が進んでいるとはいえ、焼レンガと漆喰の驚異的な耐久性には驚くばかり。6×4kmのエリアに塔頭約60基、アンコール同様、曼荼羅を意識した仏塔配置なのだろうけど、「夢殿」と同じ八角堂がある点や、欧州美術に見られるグリフォンが支える「空飛ぶ宮殿」など、その造形、美術様式で大きく異なる点が興味深い。しかしながら隣り合うベトナム、タイ、ミャンマー(ビルマ)との、闘いの歴史は悲しく残念。先日の、油壺新井城で最後を遂げた、三浦導寸辞世の句「討つ者も 討たれる者も かわらけよ(土器)よ、くだけて後はもとの土くれ」を思い出しながらの2時間。

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