静岡-1/可睡斎の修行僧
東海の名刹、曹洞宗の禅道場「萬松山可睡斎」。もとの寺号は「東陽軒」と中華料理屋風だったが、徳川家康と当時の和尚との逸話、「和尚、睡る可し」により改められたとのこと。今回の諸堂拝観を担当してくれたのは、まだ入山して数か月という雲水(修行僧)さん。最初のうちは説明がカミカミだったが、こちらが無害とわかると打ち解けてくれて、滑舌も良くなった。「座禅堂を見たいなあ」というと、「ここが私が寝起きしている場所です」と教えてくれた。「立って半畳、寝て一畳」そのもの、開けている棚が私物入れで、背の高い人はここに足を入れて寝るそうだ。1年ほど修行をして、実家の寺へ戻る予定だそうで、「辛い?」と聞くと、「まだ冬を経験してないのでわかりません」と、笑いながら答えてくれた。
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