鳥取-2/東光園
2日目は鉄ちゃんの多いこの会社さんに合わせて、一畑電鉄で「出雲大社」へ。貸切バスで「足立美術館」をまわり、泊りは皆生温泉「東光園」。インテリアと建築のお仕事なのでご提案したこのホテル。設計は「菊竹清訓」さん。あの特異な形状の「江戸東京博物館」も設計した有名な建築家です。そう聞くと全体のイメージが似ていますね。この建物は6階(真ん中の吹き抜け空間が4階)の上に掛けられた大きな梁を、フロントロビーから立ち上がる巨大な柱が支え、5階、6階を吊り下げるという大胆な構造!だから下の建物とは分離しているので、最初で最後の二段ピロティ様式と言われているそうです。上の部分を「天台」と呼び出雲大社がモチーフ。柱は厳島神社などにある両部鳥居と同じ形状で、力強い無言の迫力があります。でも建てられたのは1964年、あの東京オリンピックの年なのでロビーまわりはとっても昭和。
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