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2015年7月 3日 (金)

本/みんなバーに帰る

Minnabar

「泥酔文学」とある。文体はなんだか短歌のようだけど、とあるバーを舞台として次第に道を踏み外してゆく「君」と、君の周りのぐだぐだ酔いの人々のなんとも素敵な堕落バナシ。酒でやっちまったことが多々あるにもかかわらず、今でもなんだかんだ言いながら呑んでる輩(ワタクシがそうだ)にはとても共感できる小説(と思う)。「呑んで現実逃避」という心の弱い人間の楔になる?いや多分ならない。昔の新宿ゴールデン街にはこんなヒトビトがいた。みんな心のどこかで、「取り返しのつかないこと」との誘惑と戦ってるんだ。

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