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2014年4月18日 (金)

潜航せよ

Senkoseyo

発売から半年たって「潜航せよ」やっと読了。前作「迎撃せよ」に続いて、福田さんらしい冒険小説の仕上がり。北京でのクーデターの背景が浅い感じで、もう少し紆余曲折があっても良かったのではとも思ったのだけど、その分ぐんぐんと物語の核心へ読み進めたのでこれはこれでOKです。しかし新聞などで読むところの今の中国の状況は、こういう事が起こっても不思議ではない気もするのでちと怖いなあ。ところで今までの空・海小説は、本格的に安濃を活躍させるための導入前菜小説?か。さらなる展開はいかに。

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