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2012年6月24日 (日)

夜を希(ねが)う

Yoruwonegau1父親の呪縛から逃れられずに今を生きる男と女がふとしたことで出会い、ある事件に立ち向かうことで成長し、精神的に自立していくストーリー。とても読みやすくてこれが26歳の作品とは凄いね。登場する脇役もみんなワケありの過去に縛られていて、読み進むほどにそれがぐるぐると集約されていく構成は、サスペンスドラマのようで面白かった。最後のところで「ああ、これで皆が呪縛から解き放たれたんだな」と読み手が安堵した時、隠されていた最後の呪縛がゆるんだ気持ちに横からぐわし!と。

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