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2012年4月26日 (木)

地の底のヤマ

Chinosokoyama吉川英治文学新人賞のとき、ブログに載せたきりだった、西村健「地の底のヤマ」。
読めて嬉しい傑作、素晴らしい小説でした。
黒い筋が3つあるとおり、4部構成の2段組863ページの弁当箱大作だが臆する事はない。
読み出したらぐいぐい引き込まれる面白さ!
九州大牟田を舞台に、主人公の鉄雄と家族、そして幼友達3人の成長と、炭鉱での事件に少しずつ関係しながらも、そこに暮らした人間の過去から現在まで繋がる業と情を描いた、バームクーヘンを外側から剥がしていくような小説。最後の芯がこれまた実に美味かった。

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